東北地方整備局は19日、東日本大震災の復興道路として国が整備を進めてきた三陸沿岸道が12月18日に全線開通すると発表した。未開通区間だった岩手県の普代-久慈インターチェンジ(IC)間25キロが同日通行可能となり、全区間359キロの整備が完了。震災10年の年に、東北3県の太平洋沿岸を結ぶ高速道路がつながる。
全線開通により、震災前は沿岸部経由で約8時間半かかった仙台市から八戸市までの所要時間は、約3時間20分短縮される見通し。災害時の移動経路の確保や、地域産業の振興などにつながると期待される。
三陸道は三陸縦貫自動車道(仙台市-宮古市)、三陸北縦貫道路(宮古市-久慈市)、八戸・久慈自動車道(久慈市-八戸市)の総称。震災後、三陸道を復興道路、横軸を復興支援道路と位置付け、国が完成期間を「おおむね10年」と掲げて整備を加速させた。
今年3月に気仙沼湾横断橋を含む気仙沼港-唐桑半島ICが開通し、宮城県内の全線がつながった。国は20年度中の全線開通を目指したが、普代-野田IC間の崩れやすい地盤でのトンネル工事や、野田-久慈IC間ののり面亀裂への対応などで遅れが出ていた。
今回開通する区間の事業費は1634億円で、復興道路の総事業費は約2兆円となった。開通日は午前11時から久慈市民体育館などで開通式を行い、一般開放は午後3時の予定。
達増拓也岩手県知事は「三陸全体の復興を力強く後押しすると確信している」とコメントした。村井嘉浩宮城県知事は「来月開通予定の『みやぎ県北高速幹線道路』と合わせ、防災や産業・観光振興、救急医療の向上に寄与する」との談話を出した。
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