則本昂、現状維持3億円 4選手契約更改、小郷は50万円減

記者会見で今季を振り返る則本昂(楽天野球団提供)

 東北楽天は19日、仙台市の球団事務所で、則本昂大投手、福井優也投手、内間拓馬投手、小郷裕哉外野手の4選手と来季契約を結んだ。

 7年契約の3年目の則本昂は、現状維持の3億円でサインした。23試合登板で11勝5敗、防御率3・17と3年ぶりの2桁勝利を挙げる好成績を残した。

 福井は現状維持の2000万円で更改した。全て救援で19試合に登板し、勝ち負けなしの防御率4・43だった。「中継ぎはほぼ初体験だった。いいときと悪いときがはっきりと出た」と振り返った。内間は50万円増の870万円でサインした。

 小郷は38試合出場で打率1割8分2厘、2本塁打、6打点にとどまり、50万円減の900万円で更改。「攻撃面で期待されているが、今年はふがいない結果だった」と巻き返しを誓った。(金額は推定)

「15勝しないと」飛躍を誓う

 則本昂が1軍選手の先陣を切って契約更改に臨み、現状維持の3億円でサインした。7年契約の3年目だった今季は開幕から先発枠を唯一守り、チーム最多の11勝をマーク。「(球団から)来季もフルでやってくれという言葉は頂いたので、頑張りたい」と一層の飛躍を誓う。

 右肘手術の影響で5勝止まりだった過去2年の雪辱を期し、今季は「原点回帰」をテーマに振りかぶる投球フォームに戻して立ち上がりから飛ばした。「真っすぐが良くなったのが一番」と言う通り、シーズン最終盤には直球が自己最速の158キロを計測。3年ぶりに2桁勝利と規定投球回に到達し、復活を印象付けた。

 今オフは高田孝ら新たな若手も加えて自主トレーニングを主宰する。昨オフに共に汗を流した2年目の滝中は、自身に次ぐ10勝と活躍した。「自分が成績を残すよりもうれしかった。来年はそういう思いをたくさんできるように、先輩たちから教わってきたことを伝えたい」と助言は惜しまない。

 入団10年目となる来季の目標はリーグ優勝だ。「15勝くらいはしないといけない」とキャリア最多に並ぶ勝利数をハードルとし、力強くチームをけん引する。(斎藤雄一)

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