<アングル秋田>秋田・成瀬ダム建設進む 巨大な堤体 姿現す

<終夜>照明に輝く成瀬ダムの工事現場。自動運転の建設機械を活用して日没後も作業が進む=9月16日
<運搬>ダムサイトに仮設されたベルトコンベヤー群。砕石を運んでダム堤体の材料に加工する=10月27日
<未来>見学者対象の体験学習施設では成瀬ダムの完成イメージが拡張現実(AR)で見られる=10月5日
<記念>横手市民対象の現場見学会で、ダムカードを模した小道具を持って写真に納まる参加者=10月5日

 岩手、秋田県境近くにある栗駒山登山口から秋田側へ車で下ること15分、成瀬ダムの建設現場が秋田県東成瀬村の山中に広がる。工事は自動運転の重機を活用して夜間も行われ、ダムの堤体が姿を現しつつある。

 砂利とセメントを混合して固める「台形CSGダム」として高さ114・5メートルは国内最大。2018年に堤体工事に着手したが、もろい地盤が見つかり、完成予定は2年延びて26年、事業費は700億円増の約2230億円となっている。

 ダム建設には自然保護の観点から批判が強い。事業を担う東北地方整備局の現地事務所は見学会をたびたび開き、治水、かんがい、発電など建設の目的を説明している。本年度は約1500人が参加したという。(横手支局・野内貴史)

<20%>ダム堤体の建設現場。堤体工事の進捗(しんちょく)率は20%程度という=10月27日

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「アングル」は、四季折々の風物詩や人々の表情、地域の伝統行事、豊かな自然などにカメラを向けて、東北の魅力を再発見します。


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