絵本から「しーちゃん」出てきたよ 荒川静香さん、自身の物語読み聞かせ

 トリノ冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストの荒川静香さん(39)が自身の成長物語を題材とした絵本を読み聞かせるイベントが23日、宮城県利府町の町文化交流センター「リフノス」で開催された。

自身の成長を題材にした絵本を読み聞かせる荒川さん(中央奥)

 絵本は、今月に発売された仙台市出身の絵本作家あいはらひろゆきさん(60)の新作「しーちゃんのツリー」。荒川さんは小学校高学年から東北高卒業まで同町で暮らした。当時の自宅庭に植えられていたマツ科の「ドイツトウヒ」とともに、金メダリストに成長していく様子を描いた作品だ。

 町内外から子どもたち21人が集まり、荒川さんの声に耳を傾けた。仙台市宮城野区の岡田朱莉ちゃん(4)は「絵本からしーちゃんが出てきて読んでくれたので驚いた。かわいい声で楽しかった」と目を輝かせた。

 荒川さんは「自分で『しーちゃん』と言うのは少し恥ずかしかった。子どもたちには物事に一生懸命向き合う楽しみと大切さを感じながら成長していってほしい」と話した。

 終了後には同センター多目的ホールで、荒川さんとあいはらさんによるトークショーもあった。

イルミネーションで鮮やかに彩られた、絵本に登場するツリー=23日午後5時30分ごろ

 絵本に登場するツリーは現在、同センターのシンボルとして正面入り口前に植えられている。青と白の発光ダイオード(LED)電球約4000個で飾られ、イルミネーションが23日に始まった。点灯は午後5~8時。12月26日まで。

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