餅菓子「切山椒」食べて厄払い 鶴岡で製造最盛期

職人がふるいにかける切山椒

 山形県鶴岡市の年の瀬の味として親しまれている餅菓子「切山椒(きりさんしょ)」の製造が、市内の各菓子店で最盛期を迎えている。もち米にサンショウの粉と砂糖を練り込んで作る厄払いの縁起菓子で、店先に並んで市民に師走の訪れを告げている。

 市中心部の老舗菓子店「木村屋」では、11月15日から今月中旬までの期間限定で製造している。工場では職人らが練った餅菓子を長さ7センチほどに細長く切ってそば状に整え、でんぷん粉をまぶすなど仕上げ作業に追われていた。

 切山椒は、市内の七日町観音堂で毎年12月17日に開かれる例祭「だるま市」で売り出され、市民の師走の風物詩として定着した。山形県外では仙台市青葉区の藤崎本館地下1階の「木村屋仙台藤崎店」で扱う。

 吉野隆一社長は「1年の厄を払い、新年にいいことがあるよう願い、召し上がってほしい」と話した。

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