イワシが謎の大量死 青森沖の太平洋、長さ4キロにわたり死骸

青森県の太平洋沖合に浮かぶ大量のイワシの死骸=12日(八戸海上保安部提供)

 青森県の太平洋側沖合で大量のイワシが死んでいるのが確認された。見つかった場所は東通村尻屋崎の南東約46キロの海域で、幅50~100メートル、長さ4キロにわたって死骸と魚から出た油が浮いていた。大量死の要因になる海水温の低下は確認されておらず、理由は分かっていない。

 海上自衛隊八戸航空基地の航空機が12日午前7時45分ごろ、帯状になった死骸を確認し、八戸海上保安部に連絡した。現場を確認した八戸海保によると、発達した低気圧の影響で強い西風が吹いており、沿岸に近づく可能性は低いという。

 県産業技術センター水産総合研究所によると、マイワシの死骸とみられる。2018年1、2月に陸奥湾でマイワシが大量死した際は海水温が約1度まで下がっていたが、現場海域付近の海水温は14・5度(12日午前1時半時点)だった。

 水産総合研究所の担当者は「今回は海水温も低いわけではなく、要因の見当が付かない。不思議だ」と話す。

青森県の太平洋沖合で見つかった大量のイワシの死骸=12日(八戸海保提供)
大量死したマイワシとみられる魚(八戸海上保安部提供)

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る