(151)日向ぼこばかりしてゐること苦手/小池 康生(1956年~)
日向ぼこは、冬の日差しへじっと動かずにいること。暖かさを感じながら、庭の景色を楽しんだり、のんびりと本を読んだり、ゆったりとした時間が流れていきます。ところが作者はそればっかりするのは苦手と言ってい…
関連リンク
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- ・(149)冬天や北に棲(す)むほど熱き肌/対馬 康子(1953年~)
- ・(148)東京の翳を濃くして六花(むつのはな)/吉野 秀彦(1959年~)
- ・(147)さぼてんにやつと日当たる風邪のけふ/大塚 凱(1995年~)
- ・(146)雪催(もよ)ふ琴になる木となれぬ木と/神尾 久美子(1923~2014年)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。