「サンマいない」三陸暗たん 歴史的不漁、加工業者買い付け断念も
三陸沿岸の漁港の主力魚種のサンマが歴史的な不漁に見舞われている。全国の11月末時点の水揚げ量は2万トンに届かず、過去最低だった前季を大きく下回る見込みだ。東北の水産関係者には暗たんとした空気が広がっている。
全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)がまとめた水揚げ量の推移はグラフの通り。今季は11月末…
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