7月に本格稼働した秋田県大潟村の「ジャパン・パックライス秋田」で製造されたパックご飯が初めて海外に輸出されることが決まり、第1弾として27日、台湾向けのコンテナへの積み込みが工場で行われた。国内の主食用米需要が年々先細りする中、海外販路に活路を見いだす。
今回輸出されるのは約1万2000食。通関手続きを経て来年1月8日に秋田港を出発し、同16日に台湾・基隆港に到着する予定。台湾の百貨店、インターネットで販売され、販売価格は国内(1食120円)の2倍程度に抑える見込み。
輸出を担う大潟村あきたこまち生産者協会によると、台湾へは3カ月に1回のペースで輸出したい考えで、年間約10万食を目標とする。来年2月には中国・上海に輸出。シンガポール、香港、米国への輸出も検討している。
パックライス秋田では年間3600万食を製造できる。将来的には年間生産量の3~5割を輸出用とする考えだ。
今回の輸出は農林水産省の「GFPグローバル産地港湾等連携輸出拡大委託事業」の一環で、地元の秋田港での通関手続きが可能となる。首都圏からの輸出と比較し、直接輸出のメリットや課題を検証する。
コンテナの空きスペースに他社製のいぶりがっこ、稲庭うどん、きりたんぽといった商品も積み、共同輸送して通関事務手続きの軽減、コスト削減を図る狙いもある。
あきたこまち生産者協会の涌井信社長(48)は「これまでコメの輸出にはコストがかかり現地価格が高くなるデメリットがあり、その点を解決した。世界中どこでも手軽に調理できるパックご飯を輸出の大きな機会にしたい」と話した。
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