「精鋭部隊」の水難救助隊、動画で活動PR 仙台・宮城野消防署

救助隊員が大水槽で横断幕を広げた動画の一場面

 仙台市消防局宮城野消防署は、海や川の事故に駆け付ける「水難救助隊」のPR動画を制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。仙台うみの杜水族館(宮城野区)で、昨年11月にあった火災予防イベントの舞台裏をドキュメンタリー風に描き、救助隊員の活躍ぶりを伝えている。

 動画は4分56秒で、市公式チャンネル「せんだいTube」に投稿した。イベントは救助隊員が水族館の大水槽に潜り、魚たちと一緒に秋の火災予防運動を呼び掛けた。約1週間前の練習開始から密着。スナメリなどを傷つけないよう、慎重に潜水する姿や本番のパフォーマンスを紹介する。

 動画の後半は「水の事故や火災から大切な人の命を守ろう」と視聴者に呼び掛ける内容。水中カメラを手に大水槽に潜った隊員が、至近距離で撮影したスナメリの映像が一瞬流れる。動画のナレーションは同署の女性署員が務めた。

 水難救助隊は海や川で救助事案が発生した際、各消防署から潜水士資格を持ち、救助隊に選ばれた消防士が集まり、編成される。現在は約40人が活動。月1回、ダムや漁港で厳しい訓練を重ね、水難事故の現場にいち早く駆け付ける「精鋭部隊」と言われる。

 宮城野消防署の担当者は「水族館の全面協力で初めて開いた火災予防イベントだった。動画が水難救助隊の活動を知るきっかけになればいい」と期待する。

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