日本テレビ系の人気演芸番組「笑点」の大喜利メンバーに新進気鋭の落語家桂宮治さん(45)が加わる。4日、仙台市青葉区の常設寄席「魅知国(みちのく)定席 花座」であった正月興行に出演した宮治さんが河北新報社の取材に応じ「やっとスタートラインに立てた。ここからが試練の道」と新年の決意を語った。
花座ができる前の2010年から仙台の寄席に出演を続けてきた。この日は2、3の候補から「縁起のいいお話を」と、染物屋の職人が遊郭の花魁(おいらん)に恋する古典落語「紺屋高尾(こうやたかお)」を選択。持ち味のエネルギッシュな高座を披露し、満席の客席(36席)を沸かせた。
化粧品セールスマンから転身して08年に桂伸治さん(69)に入門。昨年2月には真打ちに昇進した。落語芸術協会では会長の春風亭昇太さん(62)以来29年ぶりとなる5人抜きでの抜てきだった。「コロナ禍に披露公演をさせてもらい、人の温かさ、周りの支えをきちんと認識できた。頂いた恩を返していく年にする」と気を引き締める。
昨年末で降板した林家三平さん(51)の後任として、1日放送の特別番組内でメンバー入りが発表された。「話を頂いてから、ずっとドッキリなのでは、と信じられなかった。放送直後から携帯電話が鳴りやまず、携帯が煙を出して壊れるんじゃないかと思った」と白い歯を見せる。
「日本国民にとって実家のようなほっとする番組」笑点に特別な思いを寄せる。「実家のお風呂場だったり、こたつだったり、どこか一つが新しくきれいに変わっていたら、なんだかウキウキするじゃないですか。そういう役割になれればいい」と思い描く。
視聴者にはほんわかとした「実家」も、落語家にとっては強烈な個性がぶつかり合う「戦場」だという。「甘い世界ではないので、選ばれてやったー、楽しい、いぇい、という感覚はゼロ。本当に恐怖とプレッシャーしかない」と真剣な表情を見せる。
そうそうたるメンバーの中で、立ち位置をどのように確立していくか。「どんな雰囲気で、どうやって何を答えるとか、今から想像しても無理。頭の中を精いっぱいフル回転させ、命懸けで戦って、生きて帰ってきたいですね」と初収録を前にした心境を明かした。
宮治さんは23日から番組に登場する。
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