仙台駅では悩ましい事態に… ゆうちょ銀ATM、17日から手数料

 曜日や時間帯に関係なく、いつでも引き出し手数料ゼロ―が特長だったゆうちょ銀行の現金自動預払機(ATM)に17日、「利用料金」が設定される。郵便局以外のATMで通常貯金を引き出す際、時間帯や曜日に応じて110円の手数料がかかる。ATMの設置場所で取り扱いが異なるため、利用者は注意が必要だ。

JR仙台駅1階の北側にあるゆうちょ銀ATM。17日以降、手数料を取られる時間帯がある

 手数料が発生するのは駅やショッピングセンター、ファミリーマートなどに設置されたATM。平日の午前8時45分~午後6時と土曜の午前9時~午後2時をそれぞれ除いた時間帯と日曜・休日は、引き出しと預け入れの際に各110円かかる。

 例えば日曜に1万円を預け入れた場合、実質的な預入額は9890円になる。郵便局設置のATMでは従来通り「手数料ゼロ」を続ける。

 郵便局の内と外で扱いを分けたことにより、JR仙台駅では悩ましい事態が生じる。駅1階の北側にあるATMコーナーは利用料金の対象となる一方、同じフロアで南に約100メートル離れた所にある仙台駅内郵便局のATMは手数料ゼロ。200歩ほどの移動距離と110円の出費を、はかりに掛けることになる。

JR仙台駅1階の南側にある郵便局のATMは17日以降も手数料ゼロ

 このほか、ATMでの硬貨の預け入れと引き出しについても利用料金の一環として17日、新たに「硬貨預払料金」を設ける。預け入れは1~25枚で110円、26~50枚が220円、51~100枚が330円、引き出しは100枚まで110円がかかる。

 ATM利用料金の導入について、ゆうちょ銀広報部の担当者は「郵便局外のATMはトラブル時の対応を外部委託し、コストがかかる。経営環境が厳しくなっており、利用者に負担をお願いすることになった」と説明する。

「手数料ゼロ」は、ゆうちょ銀のアピールポイントだった=仙台市役所敷地内のATMコーナー

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る