東北楽天の今季年俸総額 球団史上最高44億円 戦力増強、V奪還へ

 東北楽天は5日までに、84選手(育成16人を含む)と今季の契約を結んだ。河北新報社の集計によると、年俸総額は昨季のパ・リーグ開幕時と比べ、約2億円増の約44億1000万円。2年連続で40億円を突破し、球団史上最高となった。

新外国人獲得、長打力に期待

 日本人79選手(育成15人を含む)の総額は約39億2000万円。米大リーグから復帰2年目となる田中将とは、プロ野球最高額の9億円を維持して契約を更改した。浅村、則本、松井裕ら大半の主力は複数年契約を結んでいるため、現状維持。日本ハムを自由契約となった西川を8500万円で獲得し、戦力にさらなる厚みを持たせた。

 一方、昨季1億1000万円だった37歳の牧田、2013年の日本一に貢献した39歳の藤田を自由契約とした。35歳の涌井、34歳の炭谷がともに約5000万円ダウンとなるなど、年長者を厳しく査定した。

 外国人5選手(育成1人を含む)の総額は約4億9000万円。長打力に秀でたギッテンス、マルモレホスをともに90万ドル(約1億440万円)で新たに獲得した。昨季救援でチーム最多の63試合に登板した宋家豪とは、6320万円の大幅増となる1億1000万円で契約更改した。

 チームを運営する楽天野球団は20年シーズン、新型コロナウイルスの影響で約50億円の赤字を計上したが、昨季は改善が見込まれる。1月1日付で就任した米田陽介社長は「19年は(本拠地球場が)ほぼほぼ満員だったので、そこに戻していくことを目指したい。足を運びたくなるような、楽しい企画を打ち出していきたい」と経営ビジョンを語った。
(金額は推定)

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