秋田県の新型コロナウイルスのワクチン接種率が1、2回目とも8割を超え、全国1位となっている。大規模接種の成功や自治体間でのワクチンの融通のほか、行政と医師会が連携し接種を進めた。背景にあるのは「重症化リスクの高い高齢者が多いため」「まじめな県民性」との見方もある。
昨年12月末時点の都道府県別接種率(政府集計)によると、1回目は秋田が84・0%で1位。岩手、青森が83%台で続いた。2回目も1位は秋田の82・9%で、僅差で富山、山形の順。全国平均は1回目78・9%、2回目77・7%だった。
大館市は昨年6~8月、大館樹海ドームを会場に1日3000~7000人の規模で接種を実施。対象者(12歳以上)の約7割が2回の接種を終えた。
市全体の接種率は85・2%。市新型コロナワクチン接種対策室の安保透室長は「昨年8月末で8割に迫り県内13市で最速ペース。高齢者中心に接種を望む声が多かった」と説明する。
「ワクチン供給の遅れもあったが市町村が柔軟に対応してくれた」と話すのは佐々木薫県健康福祉部長。ワクチン不足になった秋田市や横手市に、人口の少ない町や村で余った分を県が調整し、分配した。
佐々木部長は「まじめな県民性もあるのでは。高齢者だけでなく若い世代にもワクチン接種への理解があった」と分析する。
県医師会の動きも素早かった。高齢者の接種が本格化した昨年4月以降、医師、看護師、薬剤師の自治体派遣を調整。人手不足の自治体を他自治体の医師が支援する態勢を構築した。小玉弘之会長は「全国に先駆けた取り組みで接種が滞りなく進んだ」と振り返る。
接種率が1、2回目とも全国で唯一、6割台にとどまった沖縄県。担当者は「ワクチンに対する理解不足や副反応への過度な不安があったかもしれない」と推測する。
3回目の接種に向け、秋田県内では横手市や男鹿市などが1月に前倒して実施を予定するなど準備を急ぐ。県の担当者は「市町村、県医師会と協力し、引き続きスムーズに接種を進めたい」と話した。
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