感染拡大地域への不要不急の移動自粛を 宮城県、レベル2に引き上げ

感染防止策の徹底を県民に強く求めることを確認した宮城県の対策本部会議=14日午前10時30分ごろ、県庁

 新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染急拡大を受け、宮城県は14日、対策本部会議を県庁で開き、県内の感染状況を現在の「レベル1以下」から「レベル2(リスク行動回避を呼び掛け)」に引き上げた。飲食店での会食は県の認証店を含めて1テーブル4人までとするほか、感染拡大地域への不要不急の移動を自粛するよう同日から県民に求めた。

 ワクチンの3回目接種では、インフラや警察、医療福祉、学校など社会機能を支える「エッセンシャルワーカー」を対象にした接種を、県がJR仙台駅東口に設置した大規模接種会場で月内に始める。居住地の市町村から接種券が届いていなくても、2回目接種から6カ月以上たてば接種できるよう関係機関と調整を進める。

 県立学校では、児童生徒だけでなく、同居者が体調不良の場合も登校を控えるよう徹底を図る。部活動の練習試合などは、移動距離や感染状況を十分検討するよう求め、必要最小限の範囲で実施可能とした。

 飲食店の利用は、ワクチン接種証明などを示して制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」を適用しない。ワクチンを2回接種後のブレークスルー感染が多い実態を考慮した。

 県内では年明けから、10~20代を中心に感染者が急増。13日の新規感染者は86人と約4カ月ぶりに80人台に達した。感染者の9割以上がオミクロン株の疑いがある。クラスター(感染者集団)も計5件発生した。

 会議後、村井嘉浩知事は「近いうちに(次段階の)『レベル2+(プラス)』になる可能性は十分ある。手指消毒やマスク着用などの対策徹底をお願いしたい」と述べた。

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