「常磐もの」おいしくライブ配信 人気シェフが調理 都内でフェア始まる

調理の実演でアンコウのつるし切りを披露する脇屋シェフ

 人気シェフの協力を得て旬の福島県産海産物をPRする「冬のふくしま常磐ものフェア」が14日、東京都内の県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館」で3日間の日程で始まった。フェアは東京電力福島第1原発事故の風評対策事業の一環で、2月にかけて計3回実施する。

 初回は浪江町の請戸漁港で水揚げされた鮮魚や加工品計30種類を販売。飲食スペースでは、中華の脇屋友詞シェフが考案したアンコウの麻辣(まーらー)鍋としらす干しの菜飯、干し白魚のXO醤(じゃん)のランチを30食限定で提供した。脇屋さんによる調理の実演がオンラインでライブ配信された。

 脇屋さんは「アンコウは脂が乗っている。シラスはうま味と塩分があり、白魚は濃厚な味わいが楽しめる」と太鼓判を押した。

 店頭特設コーナーには柴栄水産(浪江町)のマダラの白子やホッキ貝、シラスのラー油などが並んだ。西銘恒三郎復興相と新妻秀規復興副大臣も視察に訪れた。

 シラスのつくだ煮を購入した西銘氏は「原発処理水の海洋放出後を心配する声が地元事業者からあった。先手先手で福島の魚類のおいしさや安全性を政府一丸で発信する」と強調した。

 2月4~6日は相馬市の原釜、磯部両漁港、同25~27日はいわき市の小名浜、久之浜両漁港の特産品を紹介。4日はイタリアンの日高良実シェフ、25日は洋食の大宮勝雄シェフの特別ランチを用意し、各日とも調理のライブ配信を行う。

 シェフの実演動画は放送番組制作会社のNHKエデュケーショナルが運営する「みんなのきょうの料理」の写真共有アプリ「インスタグラム」で公開する。

都内の福島県アンテナショップで始まった「常磐ものフェア」

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