小正月の伝統行事「どんと祭」が14日夜、東北各地であった。新型コロナウイルスのオミクロン株感染が広がる中、仙台市青葉区の大崎八幡宮ではマスク姿の参拝者が御神火を囲み、手を合わせ、今年一年の無病息災と家内安全を祈った。
午後5時ごろ、高さ3メートルほどに積み上げられた正月飾りに火が付けられると、パチパチと音を立てて勢いよく燃え上がった。ちょうちんを手にした裸参りの行列が、鐘を鳴らしながら御神火の周りを歩いた。
家族で訪れた宮城野区の無職高橋真哉さん(63)は「家族の安全と健康を祈った。一刻も早く新型コロナが収束し、平穏な一年になってほしい」と願った。
今年のどんと祭も参拝者の密集を避けるため、点火時刻を告知しなかった。
恒例の裸参りでは、56団体600人が寒さをこらえ、さらしや法被姿で御神火を目指した。
感染対策のため、私語を慎むためにくわえる「含み紙」をやめ、マスクを着用した参加者は、ちょうちんと鐘を手に持ち100段ほどある石段を登った。境内に到着し御神火を囲むと、新型コロナ収束や家族の健康、仕事の成功を祈った。
鹿島東北支店(青葉区)の小林直広さん(42)は「初めて参加したが、想像以上に寒かった。一年間の現場の安全を願った」と明かし、東北大大学院文学研究科2年の中国人留学生、付恩浩(フーオンコウ)さん(28)は「4年間、途絶えていた研究室の裸参りを復活させた。平和な一年を祈った」と話した。
大崎八幡宮は、参拝者が滞留しないよう誘導員を配置。裸参りの参加者が口にする神酒用の杯の使い回しもやめ、素焼きの杯を1人ずつに配り、使用後は持ち帰ってもらうなど感染対策を徹底した。例年は境内に100店ほどが立ち並ぶ屋台も50店に限定した。
家族で参拝した青葉区の会社員佐々木良子さん(56)は「毎年訪れているが、例年に比べ参拝客が少なく、裸参りの行列もまばらに感じた」と振り返った。
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