東京五輪で上った表彰台「母校」へ バド銅の渡辺・東野組、後輩たちにエール

表彰台を前に笑顔を見せる渡辺選手(右から3人目)ら=ふたば未来学園中高

 昨年夏に開催された東京五輪・パラリンピックで使用された表彰台が17日、福島県広野町のふたば未来学園中高に贈られた。同校には、バドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大選手(日本ユニシス)と東野有紗選手(同)の母校、富岡高(富岡町、休止中)の伝統が引き継がれている。

 組織委員会の「表彰台レガシープロジェクト」の一環。大会のレガシー(遺産)としてメダリストの出身校などに譲渡し、子どもたちに身近に触れてもらうのが狙い。贈られた表彰台は使用済みプラスチックを原料に作られた98台のうちの1台で、五輪のバドミントンとバスケットボール、パラリンピック自転車競技の表彰式で実際に使われた。

 ふたば未来学園中高の体育館で贈呈式があり、銅メダルを胸にかけた渡辺選手は、表彰台の証明書を柳沼英樹校長に手渡した。「自分たちの経験や思いを引き継ぎ、前に進んでほしい」と後輩にエールを送った。東野選手は体調不良のため欠席した。

 表彰台は、生徒や地域住民が使う協働スペースに展示される予定。高校バドミントン部前主将の3年武井凜生(りき)さん(18)は「夢は五輪の表彰台。先輩たちが走るレールに乗りながら、新しい歴史を作っていきたい」と話した。

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