「雨乞の柚子」「森林どり」ホテルのメニューに 仙台の専門学生考案

学生が開発した「雨乞の柚子のパウンドケーキ」(仙台カフェ・パティシエ&調理専門学校提供)
学生が考案した「森林どりと彩り野菜のフリッタータ 濃縮トマトサルサ」(仙台カフェ・パティシエ&調理専門学校提供)

 仙台カフェ・パティシエ&調理専門学校(仙台市宮城野区)の学生が考案した料理が、ホテルモントレ仙台(青葉区)で提供されている。鶏肉「森林どり」やもち米「みやこがねもち」など宮城県産食材を使った計5品が朝食と和洋中の各レストランで楽しめる。

 同校は2011年から、ホテルやレストランなどと産学連携のプロジェクトを推進。地産地消を意識したメニュー開発事業に取り組んでいる。

 今回のテーマは、森林どりと県産食材を使った朝食のメイン料理、発酵食品と県産米を使ったデザートという2品の考案。調理師科の2年生25人による6チームは昨年5月から構想を練り、7月には亘理町で食材の生産現場を視察した。

 9月の中間審査では、モントレ仙台の林浩史統括料理長らから課題や改善点の指摘を受けた。学生は授業や自主的な実習を通して商品開発に奮闘。11月の最終審査会では、林料理長が「どれもレベルが高く真剣に挑んでくれた」と高く評価した。

 審査の結果、柴田町産「雨乞(あまご)の柚子(ゆず)」のパウンドケーキと、県産食材をふんだんに使ったフリッタータを開発した2チームが優勝。さらに各レストランのコース料理に3品が選ばれ、計5品が採用された。

 フリッタータで優勝したチームの菅野恵(けい)さん(20)=福島県新地町=は「ホテルの幅広い客層を意識してメニューを考案した。就職先のレストランで経験を生かせる」と喜んだ。関雅人学科長(53)は「新型コロナウイルス下でインターンシップや実地研修が少ない中、こうした機会はありがたい」と話した。

 提供は2月15日まで。連絡先はホテルモントレ仙台022(265)7110。

学生が考案したメニューから5品の採用を決めた昨年11月の最終審査会(仙台カフェ・パティシエ&調理専門学校提供)

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