東北楽天・松井裕、体づくりに励む 60登板、防御率0点台目標

自主トレーニングに励む松井裕(楽天野球団提供)

 東北楽天の松井裕樹投手が23日、仙台市の楽天生命パーク宮城で自主トレーニングを公開した。目標の60登板と防御率0点台を達成するため、けがをしない体づくりに励んでいる。

 この日はキャッチボールで肩慣らしし、プルペンで捕手を座らせて10球を投じた。開幕に向けて重視するのはコンディションの調整だ。昨季の8月下旬、右太ももを痛めて長期離脱した苦い経験を教訓とする。「起床してから練習に入るまで自分の体と会話し、どんな状態か確認する作業をより一層やるようにしている」と細心の注意を払う。

 今季は3年ぶりに延長十二回制が採用される方針で、クローザーにとってはイニングをまたぐ登板が増えるなどの影響が予想される。「いつでも、どんな場面でも毎日投げたいタイプ。信頼して名前を呼んでもらえるように、しっかり準備したい」と頼もしい。

 通算200セーブまであと35セーブと射程に捉える。プロ野球史上の達成者は6人で、20代で到達した選手はいない。26歳で開幕を迎える今季の目標は「優勝しかない。最後、みんなで笑って喜びたい」。フル回転でチームの栄冠に貢献した先に、自身の大記録も待っている。
(斎藤雄一)

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