仙台市一般会計5929億円 新年度予算案固まる 子育て支援手厚く

仙台市役所

 仙台市が2022年度の当初予算案を固めたことが26日、分かった。一般会計は5929億円で、21年度当初を165億円(2・9%)上回った。「子育て応援まちづくり」分野に手厚く配分し、2年連続の増額。東日本大震災後の12年度以来、11年連続で5000億円を超えた。特別会計と企業会計を合わせた予算総額は1兆1376億円で、21年度当初と比べ282億円(2・5%)増えた。

 「コロナ後の都市間競争に打ち勝ち、世界から選ばれるまちへ」を理念に掲げ、(1)世界に誇る魅力と活力を生み出すまちづくり(2)一人一人の活躍を支えるまちづくり-に重点配分した。

 新生児誕生のお祝いとして、子ども1人につき3万円相当のカタログギフトを贈る新規事業に2億1100万円を計上した。子育て世代の一戸建て住宅取得助成は4000万円を配分。夫婦とも39歳以下か、妊娠中を含め小学生以下の子どもがいることを条件に最大25万円を支援する。

 建設地をせんだい青葉山交流広場(青葉区)に決めた音楽ホール整備は、基本構想の策定費に2200万円を充て「青葉山エリアビジョン(仮称)」の策定に乗り出す。市役所本庁舎建て替えは、敷地内広場と勾当台公園市民広場の一体活用を目指し、社会実験や交通量調査を実施する費用に1400万円を配分した。

 23年度に開校させる東北初の公立夜間中学は、既存中学校の空き教室を活用するため、改修費など4900万円を盛り込んだ。

 東北大青葉山キャンパス(青葉区)で23年度に稼働する次世代型放射光施設の整備補助に10億円を計上した。新型コロナウイルス対策費は3回目ワクチン接種に126億5700万円、商店街支援のデジタルスタンプラリー実施に13億8500万円を配分した。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る