新年度に創立100年を迎える山形県河北町の谷地高(生徒201人)は、地元の和田酒造と共同で、生徒が製品化した記念酒を販売する。産学官連携事業「かほく探求実践プロジェクト」の一環。仕込み作業が19日から2日間あり、生徒約30人が参加した。
プロジェクトは地域商社「かほくらし社」と同校、町が昨年9月に始動させた。生徒が地元企業と連携し商品開発などを担い、地域経済の活性化につなげる。
記念酒は校内の公募で「谷地の雫(しずく)」と命名され、ラベルも生徒がデザインした。町産の酒米「雪女神」を使った純米大吟醸で、爽やかな甘みがありフルーティーな味わいに仕上げる。
20日の仕込み作業には1、2年生計12人が参加。蒸した酒米157キロを水とこうじの入ったタンクに運び入れ、なじむようにかき回した。2日間で酒米計400キロの仕込みを終えた。
約1カ月間で四合瓶(720ミリリットル)1000本分を醸造する。今後は同窓生や町民向けに宣伝活動を展開し、3月中に1本2200円で販売する予定。収益の一部はプロジェクトの新年度の活動資金に充てる。
1年海野あやなさん(16)は「酒造りは体力や忍耐が必要だと実感した。記念酒を通して河北の良さを伝えたい」と話した。
和田茂樹社長は「若い生徒に酒造りの文化を体験してもらえてうれしい。思い入れを持って発信してもらえればいい」と期待した。
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