桃の節句、笑顔のこけし競演 白石と蔵王で企画展

弥治郎系中心に500点 白石

東北各地の工人が制作した「ひなこけし」=白石市の弥治郎こけし村

 桃の節句に向け、こけし工人が制作した「ひなこけし」を展示販売する企画展「雛(ひな)の宴(うたげ)展」が、宮城県白石市の弥治郎こけし村で開かれている。3月6日まで。

 地元の弥治郎系を中心に県内外の工人約30人が手作りしたひなこけし約500点がそろう。価格は2000円前後から。3段飾りの豪華な作品や、えとの寅(とら)年にちなんだユニークな作品もある。

 授業で施設見学に来ていた同市越河(こすごう)小4年の遠藤悠生君(10)は「みんな表情が違っていて、笑顔がかわいい」と楽しそうだった。

 午前9時~午後4時。入場無料。端午の節句をテーマにした木製の五月人形やかぶとのブースもある。連絡先はこけし村0224(26)3993。

伝統の6系統個性豊か 蔵王

愛らしい「こけしびな」150点が並ぶ企画展=蔵王町のみやぎ蔵王こけし館

 蔵王町遠刈田のこけし工人らが手掛けた「こけしびな」を展示販売する企画展「こけしびなまつり」が、同町のみやぎ蔵王こけし館売店ロビーで開催されている。3月21日まで。

 遠刈田や弥治郎、津軽、作並、蔵王高湯、肘折の6系統の工人約15人が約150点を出品する。いずれも手作りの一点物で、価格は2000~1万円台。

 こけし館スタッフでもある地元の小山芳美工人(40)は「こけしびなは伝統こけしと違い、形や柄が比較的自由。伝統技法を生かした各工人の個性あふれる作品を見てほしい」と話す。

 午前9時~午後5時。企画展は無料。ふるさとの木地玩具展も同時開催している。連絡先はこけし館0224(34)2385。

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