避難生活7年余、菓子箱に封じた無念 震災関連死に迫る・第1部(4)
玄関で転倒、車いす生活に
福島県本宮市の災害公営住宅に駆け付けると、母が頭から血を流してソファに座っていた。「迷惑掛けて申し訳ねぇ」。転んだという玄関は血だらけだった。
東京電力福島第1原発事故で福島…
関連リンク
- ・「涙、涙、涙流るる」チラシにつづった望郷の思い 震災関連死に迫る(3)
- ・「救えた命だった」いつまでも消えぬ後悔 震災関連死に迫る(2)
- ・慰霊碑は生きた証し、揺れる思い乗り越えて 震災関連死に迫る(1)
- ・「慎重な対応必要」「国の姿勢に疑問」 処理水チラシに戸惑う教育現場
- ・「原発処理水は安全」国が学校にチラシ 被災3県、配布見合わせも