8年半の記憶、カレンダーの書き込みでたどる 震災関連死に迫る・第2部(2)
33枚の経緯書、半年がかりでつづる
自分だけが帰ってきたわが家。寂しくて、諦め切れなくて。妻の着ていた服はどれも大切に取ってある。
「ここで2人で食事して寝かせてやりたかった。それが悔しいな」。福島県楢葉町の松本義道さん(90)が東京電力福島第1原発事故の避難中、日記代わりに書き込んでいたカレンダー…
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