1849年創業の仙台市若林区の造り酒屋「森民酒造本家」が、東日本大震災で被災した酒蔵の大規模改修を経て24日、「蔵開き」を行う。合わせて新ブランド「森民」の日本酒を発売する。改修期間約1年半を経て昨年12月に酒造りを再開。市中心部という立地を生かし、5月下旬には甘酒などを提供するカフェもオープンする予定だ。
創業時に建てられた酒蔵は築173年。老朽化に加え、震災でゆがみが生じるなど傷んでいた。酒蔵にすみ着く微生物の働きを生かすため古い梁(はり)を残し、壁や屋根の張り替えといった改修を実施した。
以前は外気の影響を受けやすく気温を一定に保ちにくかったこともあり、安価な一般酒を中心に手掛けてきた。改修を機に、特定名称酒などより高価格帯の商品の比率を増やそうと「森民」を企画。純米大吟醸など6種を予定し、24日は併設店舗で純米酒、にごり酒、辛口純米の3種を発売する。
6代目蔵元の森徳英さん(51)は「古い蔵ではできないことがあった。環境が一新されたので、良い酒米や酵母を使って手間暇をかけ、高品質の酒にも力を入れたい」と話す。
酒蔵の隣にカフェをオープンするほか、酒蔵見学の受け入れも計画する。同社は仙台駅から約1・3キロほどと徒歩圏内。森さんは「身近な酒蔵として、酒造りを五感で感じてもらえる場にしたい」と話す。
蔵開きは24日午前11時~午後3時。「森民」や甘酒の試飲、酒蔵の見学を予定している。
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