東北電力は30日、女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)を2024年2月に再稼働させる方針を明らかにした。再稼働の具体的な時期を示すのは初めて。前提となる安全対策工事の完了時期については「22年度中」から「23年11月」への変更も発表した。延期は5回目。
東北電は2号機で5月以降、3段階からなる使用前事業者検査を実施する。1段階目の終了後の23年12月、原子炉に燃料集合体を挿入。2段階目を終えた24年2月に原子炉を起動し、系統に電気を送れる再稼働の状態にする。
営業運転再開は3段階目の検査を終える24年4月を見込む。東北電は30日、検査スケジュールを盛り込んだ使用前確認申請書を原子力規制委員会に提出した。
安全対策工事の完了時期の変更は、20年4月に「20年度中」から2年先送りして以来となる。工事内容が確定したことを踏まえ、延期を決定したという。
具体的には、原子炉格納容器内の圧力を下げる圧力抑制室の耐震補強工事や、防潮堤の建設工事に期間を要する。安全対策の追加で工事量が増加した一方、設計の最適化なども進めており、工事費用が現在の3400億円から変動するかは「精査中」とした。
今後実施される使用前事業者検査と使用前確認は、沸騰水型軽水炉(BWR)では2号機の手続きが最も先行する。参考となる他原発の事例がないため、東北電が示したスケジュールには変更もあり得る。
樋口康二郎社長は30日の定例記者会見で「まず目指すのは23年11月の工事完了であり、何が何でも24年2月に再稼働ということではない。安全最優先で工事をし、地域の理解を得ながら進めたい」と述べた。
東北電は13年12月に2号機の再稼働審査を規制委に申請。20年2月に基本設計を示した「原子炉設置変更」に合格し、21年12月に詳細設計に当たる「工事計画」が認可された。
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