安比でスキー、豊富な温泉も… ワーケーションなら八幡平 宿泊施設が連携しPR

 休暇を取りながら仕事をする「ワーケーション」事業に、岩手県八幡平市の民間団体が力を入れている。温泉やスキー場といった豊富な観光資源を生かし、新型コロナウイルス禍で外出の機会が減少した若者を呼び込むのが狙い。

「安比ロッキーイン」で仕事をする宿泊客=4日、八幡平市

採算取りやすく

 事業開始は2019年。観光地域づくり法人八幡平DMO(八幡平市)が、八幡平サラダファームや安比高原スキー場などの観光地と、点在する宿泊施設を活用しようと企画した。

 コロナ禍で在宅勤務やテレワークは全国的に増加。Wi-Fiや会議室などを整備し、遠隔でも働きやすい環境を施設が提供することで宿泊とアクティビティー(遊び)の利用を促している。一定期間の滞在が見込めるため、施設も採算が取りやすい。

 八幡平では市内8カ所の宿泊施設がワーケーション事業に取り組んでおり、宿泊客は安比高原の温泉施設やロッジに1週間程度滞在する。昼間は仕事をこなしながら、休憩中や仕事後に交流を楽しむ。休日は一緒に観光やスキーに出掛ける人も多いという。

「リフレッシュできた」

 同市安比高原のペンション「安比ロッキーイン」で2月28日~3月6日、長期滞在してワーケーションに取り組んでもらう事業があり、岩手県内外の20、30代の10人が参加した。

 仙台市宮城野区の自営業岩村和哉さん(29)は「自然の中で生活を満喫し、気持ちのリフレッシュにつながった」と笑顔を見せた。

 八幡平DMOの柴田亮取締役最高マーケティング責任者(CMO)は「利用者と地域をつなぎ、魅力をさらに広めたい」と話す。

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