自宅敷地を飛び回るハチに長年悩まされてきた仙台市の主婦が撃退装置を自作し、効果を上げている。ペットボトルを加工して誘引剤を混ぜ入れ、庭木につるすと寄ってきたハチが中で溺れ死ぬ仕組み。昨シーズンに約300匹を捕らえた装置は、間もなくハチが活発化する今シーズンも活躍しそうだ。
装置を作ったのは若林区の柴田かつよさん(76)。自宅周辺に大きな樹木が生い茂り、昔から巣を作られたり刺されたりしてきた。昨年も7月半ば、スズメバチに腕を刺され、結果的に事なきを得たが、抜本的な対策が必要だと考えるようになった。
山間部近くに住む親戚が以前、ペットボトルを利用した対策を話していた記憶があった。半信半疑のまま試しにやってみると、大量に捕獲できた。その後もペットボトルの大きさを変えたり、誘引剤に使う蜂蜜を乳酸飲料やかき氷シロップにしてみたりと試行錯誤を繰り返し、現在の方法(イラスト参照)に落ち着いた。
装置が発する甘い匂いに引き寄せられたハチは、ペットボトルに開けられた穴から入り込み、誘引剤の水分で羽がぬれて溺死する。ハチは気温が20度を超えると活発に動くとされ、4月末ごろには装置の出番となる。庭木の下のような日陰につり下げると効果が上がり、スズメバチやアシナガバチなど種類を問わず中に入る。ハエやガなども引っ掛かるという。
柴田さんは「ハチに刺されると生命に関わることもあるし、人けのない場所に巣が作られるので、増え続ける空き家などが狙われる」と注意を促し、「材料はごみになるペットボトルや賞味期限が過ぎた食材で十分。簡単なので試してみては」と話す。
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