作家・劇作家の故井上ひさしさんが20代に書いたとみられる未発表原稿が10日、出身地の山形県川西町にある遅筆堂文庫で一般公開される。若い頃から民話の世界に関心を持っていたことがうかがえる貴重な一作だ。
未発表作はA4判の原稿用紙162枚に直筆で書かれた戯曲「うま――馬に乗ってこの世の外へ――」。悪漢の主人公が町の金持ちから金をだまし取っていくという内容だ。
冊子の裏見返し(裏表紙の裏)部分に「昭和三十四年六月二十一日第一稿」と書かれていることなどから24歳で著した可能性が高い。遠野地方の民話から着想を得て1980年に雑誌連載した小説「馬喰八十八伝(ばくろうやそはちでん)」の原型とみられる。
原稿は長年、演劇関係者が保管しており、今年3月放送のテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」を通じて見つかった。2010年4月9日に亡くなった井上さんをしのぼうと、遅筆堂文庫が入る町フレンドリープラザで10日に開かれる催し「吉里吉里忌」(実行委員会など主催)に合わせ、一般公開が決まった。
公開は午前9時半~午後5時。入場無料。10日以降の公開については遅筆堂文庫などが対応を検討している。戯曲全文は6月発売の文芸誌「すばる」に掲載される予定。
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