(244)名のつかぬうちぞめでたし春の草/井上 井月(1822~1887年)
井月(せいげつ)は明治初期に信州伊那を放浪した俳人。「名のつかぬうち」というのは、いずれ成長にともなって葉の形が定まり、花を咲かせたりしたら、その草にも名が付いてしまうということだろう。思えば人間も…
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