サッカーJ2山形が、ホーム試合時のスタジアム運営に力を入れている。会場周辺の広大な公園敷地を活用して多彩なブースやイベントを充実。祝祭感を演出し、サッカーに興味の薄い層の誘客も促す。経営基盤強化に欠かせない集客増に向け、試合以外の魅力を創出するボールパーク化を目指す。
山形のスタジアム運営は、2019年に就任した相田健太郎社長の旗振りで強化している。ホームのNDソフトスタジアム山形(天童市)がある山形県総合運動公園の約56ヘクタールの広大な敷地を活用。プロ野球東北楽天で10年半にわたって営業などを務めた経験を生かし、さまざまなアイデアを打ち出している。
今季のホーム開幕となった3月20日の仙台戦は約1万1500人が来場。隣県からの仙台サポーターを見越して飲食ブースを大幅に充実させた。昨年の2倍となる約60店が出店し、県内外のパンや庄内地方のラーメン、宮城、山形両県の特産品などをそろえ、多くの観客が列をつくった。射的など子ども向けの屋台やステージイベント、ハンドメイドの小物を販売するマルシェなどもあり、家族連れで楽しむ姿が目立った。
会場内の観戦チケットや飲食などの販売全てのキャッシュレス(非現金)化も導入。プロ野球東北楽天が19年に始め、Jリーグでは3例目。電子マネーやスマホアプリ決済サービスなどで支払いの効率化を図ることで、売店の売り上げ向上を期待するほか、非接触による新型コロナウイルスの感染予防に努めて安全性もアピールする。
山形は05年から公園の指定管理者を務め、クラブの事務所も敷地内の総合体育館に置く。長岡隆泰・指定管理部長は「クラブと公園施設を一体運営することで、クラブが創出した利益をスタジアム運営に再投資できる」と利点を説明する。
25年には、NDスタの南隣にJリーグの基準に合わせて整備する新スタジアムの運用開始を目指す。運営部の荒井薫サブマネジャーは「コア層からライト層まで幅広く楽しめるイベントをつくり、東北、全国に通ずる一つのテーマパークとなれるよう頑張りたい」と話す。
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