5つの飲食店、東北初出店 アクアイグニス仙台 きょうオープン

オープンを前に、新鮮なトマト、イチゴなどが並んだマルシェ=20日、仙台市若林区藤塚のアクアイグニス仙台

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた仙台市若林区藤塚に21日、レストラン、温泉、カフェなどの複合施設「アクアイグニス仙台」がオープンする。

 約3万2500平方メートルの敷地に東北初出店となる五つの飲食店、宮城県産を中心に扱う野菜・果物のマルシェ、温泉棟など6棟が並ぶ。2階の展望台は津波発生時は避難場所にもなる。

 仙台市の防災集団移転跡地利活用事業に応募した建設業の深松組(青葉区)が整備した。総事業費は約36億円。施設の運営会社「仙台reborn」代表も務める深松組の深松努社長は20日の内覧会で「いろんな世代が集い、おいしい物を食べ、お湯に漬かって癒やされてほしい」と話した。

料理に酒に温泉 魅力多彩

 飲食店は5店。料理番組などで活躍するイタリアンのシェフ日高良実さんは、レストラン「グリーチネ」を出店する。県産のクロソイやトマトを使った料理「アクアパッツァ」を披露した。

 東京・恵比寿に本店のある人気カフェ「猿田彦珈琲(コーヒー)」は東北初出店。マルシェには地元産の野菜、果物のほか、藤塚地区で収穫したひとめぼれを使ったアクアイグニス仙台オリジナルの日本酒「藤の雫」を限定販売する。

 日帰り温泉施設「藤塚の湯」では、地下約1000メートルから湧出する温泉を利用する。

 無料駐車場は約500台。21日午前9時半から現地でオープニングセレモニーがある。

しっとりした肌触りが特徴の「藤塚の湯」
県産魚を使った料理を手にする日高さん
限定販売する「藤の雫」の純米酒(左)と純米大吟醸
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