宮城・蔵王の「お釜」に転落、男性死亡 スキーで湖面滑走か

氷に覆われた火口湖「お釜」。氷が割れ、男性が転落したとみられる=24日午後4時50分ごろ、宮城県蔵王町

 24日午後0時40分ごろ、蔵王連峰の火口湖「お釜」(宮城県蔵王町、川崎町)で「氷が割れて人が水中に落ち、沈んでいる」と、目撃した観光客から110番があった。山形市の会社員男性(30)が約1時間半後に救助され、宮城県大河原町の病院に搬送されたが、死亡が確認された。

 県警大河原署によると、男性は知人1人と山スキーに訪れていたという。同署は、男性が凍結した湖面上を滑っているときに氷が割れ、湖に落下したとみて、詳しい状況を調べている。

 現場は蔵王レストハウスから北に900メートル。消防によると、男性は湖の岸から約5メートルの地点で心肺停止状態で発見され、ヘリコプターで病院に運ばれた。

 町などによると、お釜の周囲には注意を呼びかける看板や柵があり、湖に通常、人が立ち入ることはないという。

 お釜などに通じる蔵王エコーライン(蔵王町-上山市、26キロ)は22日、冬季閉鎖を終えて全線開通したばかりで、周辺にはまだ多くの積雪がある。

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