(270)ほととぎすあすはあの山こえて行かう/種田山頭火(1882~1940年)
山頭火は僧となった後、放浪の旅と一時的な定住を繰り返しながら一生を過ごしました。句集の数行前に「帰庵(きあん)」とあるので、住まいに戻り当面の休息を得た後の句なのでしょう。明日を明るく展望することが…
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