研究者の発想法、経営者へ伝授 東北大発ベンチャーがオンライン講座

 東北大名誉教授らでつくるコンサルタント会社「名誉教授ドットコム」(仙台市)などが、研究者の発想の仕方などを企業経営者らに伝授するオンライン講座「伊達な大学院」を始めた。年末までに講義の動画100本を無料公開する予定。

 同社は東北大未来科学技術共同研究センター(NICHe)発のベンチャー企業で、同センターシニアリサーチフェローの川添良幸名誉教授(74)が社長を務める。東北大や東大の名誉教授ら約20人が登録し、科学技術に関する相談に応じ研究活動を支援している。

無料公開されている動画の一部メニュー

 伊達な大学院は新型コロナウイルス禍で普及したオンライン講演で広く知識と経験を伝えようと、川添氏が発案。講義の動画をIT企業ブレインワークス(神戸市)のプラットフォーム「ブレイン・ナビオン」で1月から無料公開している。無料の利用登録が必要。

 動画は1本10~20分で、これまでに約50本を公開。計算科学を研究する川添氏のほか、微小電気機械システム(MEMS)の江刺正喜氏、コードでつながなくても充電できる「非接触充電」の松木英敏氏らが基礎知識や研究での発想法などを伝える。

 川添氏は「イノベーションに欠かせない科学的な考え方や常識を打破する方策などを伝えたい」と話す。一定数を受講した人には「学位」を出すことも検討している。

 連絡先は名誉教授ドットコム022(393)8977。

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