「雪が解けて接種進んだ」 秋田県、3回目64・4%で全国1位に

秋田県庁

 秋田県は20日、新型コロナウイルスのワクチン3回目の接種率が64・4%(全国平均56・6%)に達し、全国1位になったと発表した。2月は全国平均を下回り最下位も記録したが、4月以降は高齢者を中心に接種が進んだ。県の担当者は「冬の接種を控えていたお年寄りが、春になって会場に向かうようになったのでは」と分析する。

 政府がまとめた都道府県別接種率によると、約3カ月前の2月18日に公表された接種率は8・48%。全国平均の12・64%を下回り全国最下位だった。3月は卒業式などで接種会場が確保ができない状況もあり、全国平均を下回っていた。

 3月下旬から全国平均を超えて順位が上昇。県医務薬事課の担当者は「冬場は雪が多く接種会場へ行くことができない高齢者が多かったのではないか。雪が解けてから順調に伸びていった」と説明した。

 秋田県は1、2回目の接種率も全国1位(16日公表時点)で、接種率が低い傾向にある10、20代も87%以上を誇る。3回目では65歳以上の接種率が88・6%となる一方、12~19歳が21・3%、20代が41・7%にとどまっている。

 佐竹敬久知事は20日の記者会見で「秋田はいつも出だしは遅いが、最終的には全国で一番になる。この調子で若年層にも接種を呼びかけたい」と述べた。

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