山形県は1日、特産品サクランボの収穫期の労働力を確保するため、収穫や出荷作業での県職員のアルバイトを認めると発表した。県内では主産地の寒河江市も同日、サクランボの収穫期に限り副業を認める制度を始めた。
県の制度の対象期間は収穫期に当たる1日~7月31日。知事らの許可を得て農業バイトアプリ「デイワーク」などから各自で応募する。労働時間は勤務時間外の週8時間以内、1カ月30時間以内といった条件がある。有給休暇は使えない。
対象職員は約6000人。農業関係の補助金交付事務の担当者などは除く。県が職員に行った調査では、回答者2553人のうち半数近くが従事に前向きな姿勢を示した。
副業を認めた背景に、収穫期の慢性的な労働力不足がある。吉村美栄子知事は1日の定例記者会見で、サクランボ生産は観光などの関連産業が多く、公共性が高いと説明。「官民一体で『さくらんぼ県』を盛り上げたい」と強調した。
公務員の副業は法律で原則禁止されているが、任命権者が許可すれば可能となる。農業支援のため解禁する動きは全国で広がっており、東北では弘前市が昨年、リンゴ収穫について認めた。
県内市町村では寒河江市が唯一、サクランボ収穫期に限った副業を解禁した。対象職員は420人。市農林課の担当者は「市が先行事例となり、民間事業者にも取り組みが広がるといい」と狙いを語る。
県内1位のサクランボ収穫量を誇る東根市の担当者は、同様の制度導入について「既に家族や知人の手伝いを無償でしている職員が多い」としつつ、「導入の可否を今後検討する」と話した。一方、天童市はあくまで民間から確保する姿勢で「検討していない」とした。
宮城の高校情報満載!英語リスニング問題はこちらから
見て、聞いて、キャンパスの雰囲気を感じよう!
大学9校のオープンキャンパス情報や先輩学生の声。仙台圏での生活情報も満載!
東北の未来に向けて、みんなで手を取り合い、様々な活動に取り組んでいます。
SDGsマインドの向上をはかるための「みやぎSDGsアンバサダー」育成プログラム活動を紹介中!
2022年度企画10月スタート!詳しくはWEBサイトへ
東北6県7新聞社が東北全体の活性化を目指し明るい未来の創造を目指します
みやぎの職場を元気に健康に!健サポフレンズも新規会員募集中
特選不動産情報(毎週金曜日更新)
仙台「四方よし」企業大賞
2022あしたのみどりキャンペーン
Job探:仙台・宮城の求人情報
みやぎのいいものご案内!47CLUB
宮城の赤ちゃんへ贈ります「すくすくばこ」好評受け付け中!
LINEスタンプ「かほピョンとなかまたち」
宮城県からのお知らせ
みやぎ復興情報ポータルサイト
杜の囲碁サロン
位置情報連動型スマホ広告サービス LocAD+(ロカドプラス)
Copyright © KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO.