修復中の白石城「伝統の技」のぞき見 8月まで工事見学会

しっくい壁修復工事の見学会。土壁や高所の瓦を真横から楽しめる

 宮城県白石市で震度5強を観測した3月の地震で、壁がはがれるなどの被害を受けた白石城の復旧工事見学会が17日、始まった。8月7日まで計15回開かれる。

 参加者20人が三階櫓(やぐら)(天守閣)の外側に設けられた仮設通路を歩き、2階外部の壁の修復現場を見学した。しっくいがはがされ、竹の骨組みがあらわになった土壁を真横から眺めて楽しんだ。

 初回の案内役を務めた菊地正昭副市長は「壁の構造や瓦など普段見られない部分、伝統の技を見てもらいたい」とアピール。大河原町の会社員佐々木えり子さん(32)は「一生に一度の貴重な体験と思って参加した。早くきれいな姿に戻ってほしい」と話した。

 復旧工事は9月末までで総工費は約1億8000万円を見込む。見学会は各回20人で無料。要予約。連絡先は白石城管理事務所0224(24)3030。

仮設通路を歩いて2階外側の修復工事現場に向かう参加者

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