ブナの結実予測、青森、宮城、秋田「豊作」 岩手、山形は「並」

ブナ林の新緑を楽しみながら山頂を目指す登山者=宮城県大和町吉田(写真はイメージです))

 東北森林管理局(秋田市)は17日、福島を除く東北5県のブナの開花状況と結実予測を発表した。青森、宮城、秋田が「豊作」となり、岩手、山形は平年並みとなる「並作」だった。岩手、秋田で「大凶作」だった2021年(実績)と比べ、状況は上向いている。

 4~6月、管内の計141地点を目視で調査。花が付いていない「非開花」は6カ所で、21年の47カ所から大きく減少した。木全体に花が付く「全体開花」は77カ所で、秋田が最も多い33カ所だった。

 数値が高いほど豊かな結実予測を示す豊凶指数は宮城が4・0で最も高く、青森の3・8が続いた。担当者は「ブナには周期がある。ここ数年は凶作となった県が多く、今年は豊作となる年なのではないか」と説明した。

 ブナの実は冬眠前のツキノワグマの餌の一つで、凶作になるとクマが人里に出没する可能性が高くなる。

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