仙台市中心部で唯一酒造りを続ける「森民酒造本家」(若林区荒町)が、1849年の創業時に建てられた酒蔵の一部を改修し20日、カフェ「森民茶房」を開いた。甘酒の行商から始まったという起業の原点に立ち返り、自家製の甘酒や米こうじを使ったスープなど、酒蔵ならではのメニューをそろえた。アルコールを飲めない層や未成年にも親しんでもらい「日本一身近な酒蔵を目指す」と意気込む。
カフェは広さ約140平方メートル。天井板を取り払い、梁(はり)などが見られるようにした。酒だるのふたを床材の一部に用いるなど、酒蔵の雰囲気を随所に漂わせる。屋内外に約30席を用意し、立ち飲み用のテーブルやベンチも整えた。
メニューも酒蔵らしさにこだわった。主力の甘酒(350円)やこうじスープ(同)のほか、甘酒入りのチーズケーキ(550円)、甘酒入りスムージー(450円)などを提供する。
森民酒造本家は東日本大震災で建物が被災。2021年1月から酒造りを止めて大規模改修を行い、同年12月に再開にこぎ着けた。
20日にはオープンを祝い、取引先や地域の人らを招き、商品を振る舞った。6代目蔵元の森徳英さん(52)は「酒蔵は地元の人たちに親しんでもらうのが一番。お酒を飲めない人にも楽しんでもらいたい」と語った。
カフェの営業は午前10時半~午後6時。敷地内では今春発売の日本酒「森民」も販売している。連絡先は022(266)2064。
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