河北抄(6/23):仙台市内5区。区境を普段意識することはな…

 仙台市内5区。区境を普段意識することはない。以前参加した旅行会社たびむすび(仙台市)のまち歩きツアーで、3区が接する地点を教えてもらった。

 泉区南光台、青葉区小松島新堤、宮城野区安養寺が接する1点。住宅地の一角だ。南光台に入ると、住居表示板が旧市内の青ではなく、泉市時代の名残で緑色。マンホールに泉市章が残る。

 青葉と宮城野の境は分かりづらい。ガイドを務めた泉区のグラフィックデザイナー厚綿広至(ひろし)さん(53)は「目に見えるラインはないが、自分が地図上のどこにいるのかを想像するのが面白い」と語る。

 市だった泉区を除き、旧市内は4区に分割された。政令市移行33年。厚綿さんは「区民の意識やプライドが醸成された」と見る。青葉は「中心部を擁する意識」、宮城野は「ベイエリアのある便利な商業地域」、若林は「陸奥国分寺などがある歴史の街」、太白は「副都心があり、面積が広大」。厚綿さんの見立てだ。

 3区境は他に2点。広瀬川の愛宕大橋と北目町ガード付近。目印はないが、各区の特色を意識しながら訪ねてみては。

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