国政選挙の都道府県別投票率が3回連続で全国1位の山形県が、7月10日投開票の参院選での記録継続に向けて若者層への呼び掛けに力を入れている。交流サイト(SNS)で人気の地元出身者らを広告動画に起用し、高校生に啓発活動への参加を促す。直近の国政選で18、19歳の投票率が大幅に伸びた勢いを維持し、投票率の底上げを目指す。
同県の投票率は2017年衆院選(64・05%)、19年参院選(62・22%)に続き、21年衆院選も64・34%と全国1位だった。21年衆院選で18、19歳の投票率は50・66%と19年参院選から14・33ポイント増え、全世代で最も伸びた。若者に人気のお笑い芸人を起用した動画CMがSNSで拡散したことで、関心が高まったと県選管はみる。
今参院選で県選管は「自分の未来を、自分で選ぼう。」をキャッチフレーズに採用した。若者を意識し「将来を託す選択」を印象づけるのが狙いという。ポスターのほか、テレビCMや動画投稿サイトで視聴できる動画でも活用する。
動画CMには、ユーチューブなどで活動する県出身のシンガークリエイター、ジェニーさんと、米沢市出身の俳優真島秀和さんを起用。ジェニーさんは出演映像で「自分で選ぶ未来だからワクワクするし。投票も同じじゃない?」と呼びかける。
県選管の働きかけで、啓発活動には高校生も参加する。山形西高と東海大山形高の書道部のメンバーは期日前投票所に掲示するポスターにキャッチフレーズを揮毫(きごう)。山形西高2年の西田朋美部長(16)は「私たちのような若者も積極的に投票してほしい思いを込めた。18歳になったらぜひ投票に行きたい」と話す。
県選管の要請に応じ、少なくとも7校が校内放送や生徒会活動を通じた投票の呼び掛けを行う。尾花沢市の北村山高では23日、昨年の衆院選に続いて3年生が対象の擬投票を実施した。
県選管が21年衆院選後に実施した高校3年生へのアンケートで、投票した9割が「家族と一緒に行った」と答えている。担当者は「若者が早い段階に選挙を経験することで、投票の習慣が定着してほしい」と期待する。
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