(311)水中の苺の自在手をよけし/相馬 京菜(1999年~)
楽しい一句。苺(いちご)はクリスマスシーズンにスーパーでよく見かけるが、本来の旬は夏。ほら、農園の苺狩りも春から夏でしょう? 掲句、「自在」の一語が演出する苺のイキの良さ。小粒の苺がボウルの中で輝い…
関連リンク
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。