(312)馬だつた頃の我立つ夏怒濤/遠山 陽子(1932年~)
真夏の太陽の下に広がる海。岸壁に立ち、しぶきを上げる波を見ているように思います。吹き上げる風が水を散らし、自らの髪を荒々しくなびかせるとき、自分が大自然の中に立つ馬であるように感じたのではないでしょ…
関連リンク
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。