(316)酔いて若し未来ある夜のかなぶんぶん/酒井 弘司(1938年~)
作者が20代前半ごろの句。酒を飲んだ居酒屋からの帰り道だろうか。酔った体の火照りに夜風が心地よく、気持ちも大きくなってくる。「酔いて若し」「未来ある夜」と言えるのは若さの特権か。夜道で遭遇したカナブ…
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