(326)風吹けば高さのそろふ夏の草/安里 琉太(1994年~)
夏の原は茫々(ぼうぼう)として、さまざまな種類の草が茂っている。当然高さも異なる。しかし強い風が吹くと、あれほど勢(きお)っている草たちの個性も一気に薙(な)がれて「高さのそろふ」状態になる。本州と…
関連リンク
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- ・(321)富士を去る日焼けし腕の時計澄み/金子 兜太(1919~2018年)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。