東日本放送の旧本社、東北生活文化大のキャンパスに 三島学園が取得

三島学園が取得した東日本放送の旧本社

 学校法人三島学園(仙台市)が東日本放送(khb、同)から、仙台市青葉区双葉ケ丘にある旧本社の土地と建物を取得した。同学園が運営する東北生活文化大虹の丘キャンパス(泉区)の隣接地で、「双葉ケ丘キャンパス」として旧社屋を校舎に転用し、美術学部の新拠点にする。早ければ本年度中に使用を始める。

美術学部の新拠点に

 同学園によると、取得したのは虹の丘キャンパス南西の土地約7500平方メートルと、鉄骨鉄筋コンクリート5階で築31年の旧社屋(延べ床面積約5800平方メートル)。3月末に売買契約を結んだ。金額は非公表。

 両キャンパスに挟まれた民間所有の細長い緑地(約3000平方メートル)も購入した。キャンパスをつなぐ通路を整備する。

 双葉ケ丘キャンパスは、マルチメディアや情報デザインなどの新しい美術分野をITや人工知能(AI)を取り入れながら学ぶ拠点とする構想。旧社屋を一部修繕し、アトリエのほか、プロジェクトマッピングやアニメ、ゲーム用の教室を整備する。

 半円形のロビーはイベントにも活用する。テレビ塔は撤去する。

 東日本放送から売買を提案し、既存校舎が手狭だった三島学園が賛同した。同学園の大庭清理事長は「キャンパスの拡大は学園にとって画期的な出来事。宮城県や東北の美術教育研究拠点を目指し、地域に開かれた生涯学習の場としても使いたい」と語る。

 東日本放送新社屋プロジェクト室は「複数の開発業者から引き合いがあったが、三島学園が使うことが地域貢献にもつながると考えた」と説明する。

 同社は2021年9月、双葉ケ丘から太白区あすと長町に本社を移した。

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