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芭蕉も見た夕日、燃える 山形・酒田

 <暑き日を海にいれたり最上川>
 松尾芭蕉が出羽三山参りを終えて最上川を下り、酒田に着いたのは1689年の陰暦6月13日。現在の7月末ごろだ。酒田はもともと「砂潟(さかた)」と称され、最上川舟運で栄えた。河口の船着き場から酒田入りした芭蕉が夕日を見て、こう詠んだ。

 河口は現在、防波堤が日本海に突き出…

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