米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(花巻東高出)、プロ野球千葉ロッテの佐々木朗希投手(大船渡高出)ら大物投手を生んだ岩手県の高校野球界にまたも逸材が登場した。夏の高校野球岩手大会、盛岡中央高の右腕斎藤響介投手(3年)が最速152キロの速球を武器にチームを準優勝にけん引。秋のプロ野球ドラフト会議を前に、スカウト注目の存在となった。
滝沢市出身の斎藤投手は177センチ、72キロ。小さな動作からテンポ良く切れのある速球を繰り出す。打者の内角に臆せず投げるマウンドさばき、大会全6試合で650球を投げたスタミナも持ち味だ。
花巻南との2回戦で自己最速の152キロを計測すると、盛岡市立との3回戦では20の大会記録に迫る19の三振を奪った。第1シード花巻東との準決勝では、プロ注目の強打者佐々木麟太郎選手(2年)らを相手に2失点で完投勝利した。
2-3で惜敗した一関学院との決勝は10奪三振で8回123球完投。一週間で合計500球までという球数制限により133球までの上限があった中、蓄積疲労を乗り越え投げ抜いた。
勝利を諦めず、守備からチームを乗せようとするエースらしい投球だったのが2-3の八回だ。2死走者なしで、最後の左打者を2ストライクに追い込むと、膝元への147キロの直球で見逃し三振に仕留めた。「よっしゃあ」と拳を上げて気迫を示し、続く反撃機に臨む仲間を鼓舞した。
大会の6試合に登板し45回2/3で57三振を奪った。斎藤投手は「勝利を諦めなかったのが収穫。目標の150キロを投げ、強豪にも勝てた」と振り返った。奥玉真大監督も「苦しいことも多い中、最後まで投げ切って成長した」とたたえた。
今後はプロ志望届を提出するか否かが注目される。斎藤投手は進路について「これからゆっくり考えて決めたい」と語った。
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